鹿児島県阿久根市脇本7989 0996-75-1008

恵みの好循環を目指して
三笠のえのきをめぐる、自然と環境の話

自然にこだわる三笠のきのこ

 
 
 
 

きのこ栽培を通じて地域の自然環境を考え、
食の未来を豊かなものに。
今や農作物の生産も、工業製品に近い過程で栽培されることもあり、そのエネルギーロスは大きく、環境負荷も高いことが懸念されています。また、化学肥料の使用や遺伝子組替など、収量アップのためなら手段を選ばないのが現在の状況です。そんな時代にあって、できれば美味しく、少しでも体に優しいもの、生産者の顔や農作物の育った背景が見えるものを食べたいと思うのは、しっかりと「食」を考える方にとってはごく当たり前のことかもしれません。
私たち三笠きのこは周囲にある自然の恵みを最大限に活用し、徹底した恵みの好循環に当たり前に取組み、自然環境に配慮した商品作りに力を入れています。


 
 

なぜ「濃い」えのき?
自然の恵みと循環、地域とのつながりを大切に、培地の原料にまで徹底してこだわる栽培方法により、味も香りも濃いきのこを生み出しました。生産者本人のキャラクターや印象が「濃い」こともネーミングの由来になっているとかいないとか。濃い味、濃い関係、濃いキャラクター。三笠きのこのもつ豊かな味わいと香りは、自然の恵みを活かしきる循環ときのこ愛溢れる生産者の手によって生まれています。


 
 

鹿児島県産の杉間伐材、米ぬかを有効活用。
独自のブレンドで培地に混ぜ合わせています。
培地原料の約8割を鹿児島県内や阿久根市内から調達しており、外国産原料への依存度を約20%以下に抑えています。晴れの日が多い阿久根の十分な陽の光と清らかな水で育つ米。豊富な栄養を含む米ぬかと細かくチップにした鹿児島県産の杉間伐材をブレンドし、きのこ栽培に適したオリジナルの培地へと生まれ変わります。


 

地元阿久根で調達する自然の資材活用
三笠のえのきの濃い秘密、ちょっとだけ開示します

濃いえのきは「培地」が違う

 

地域で循環する環境に優しい農業を目指して。
できるだけ地元産の素材でえのきの培地を作り、収穫後に残った培地を地元の農業で再利用。えのきを育てた培地は土と混ぜあわせることで新たな土の力となり、次の作物へと恵みをリレーしていきます。また、原木シイタケの栽培に欠かせないクヌギには捨てるところが一切なく、枝は菌を打ち込む幹に直射日光が当たるのを防ぎ、大きすぎて栽培に使えない幹は暖炉の薪に活用します。
切り株から芽が出やすいことから、栽培ができなくなった場合でも、植林することなく、もとの森に還るため、原木シイタケ栽培は自然と共存しています。